上司と部下

私が「この人は素敵だなぁ」と感じる方には、ある同じ特徴があります。それは「苦労」です。「苦労」というのは色々な種類がありますが、その種類というよりも「苦労」をどうとらえているかがポイントとなります。

素敵な人は「苦労」を自らお話してくれます。
つまり、自分の中で消化できていて、冷静にその経験を語れるくらいになっているのです。なので、厳密には「苦労」というより「経験」という感じになっています。

「経験」は物事を判断するときの価値基準になります。したがって、より深い経験をされている方・・・というのが、私が「素敵だなぁ」と思う方になります。

先日、ある仲良くさせていただいている方とお話したときも、多くの「経験」をお聞きすることが出来ました。
そして、彼はその「経験」を元に自組織の人材育成に取り組まれています。
研修などの内容は非常に厳しいものでしたが、受け取る側の素養が試され、残る人は優秀な方だろうなと思いました。素晴らしい上司と部下の関係ができているだろうと思います。


素晴らしい経験をもった上司の元で育った「部下」の仲間として、今後の活動に取り組めることを嬉しく思います。


追記
なお、「素晴らしい経験を持った上司」の方は、実は私の中途採用時の面接官だった人なんです。
私が前職の会社に中途で入ることを決意した理由の一つは、その方の存在でした。実は。

その方のブログはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/minoru61/20110324/1300922656