iPad初購入者に捧ぐ!使い方のコツ/お薦めアプリ/サプライ品紹介

iPad2が無事発売され、早速買ってウキウキしている方も多いかと思います。私自身はiPad1を買って早1年。当初は重いとか、何に使えばいいか解らんなど、さんざんな評価で微妙に肩身が狭かったのですがiPad2で幾つかの苦しみが改善されたのでユーザ数が増えるのに期待しているところです。

私はiPad1があるので、iPad2は見送るつもりなのですが、1年使い込んだ観点からのコツやお勧めアプリやサプライ品について、ご紹介してみようと思います。もし、iPad2からPadデビューな方にも解るように書いてますので、是非参考にしてみて下さい。

使い方のコツ : AppStore関連

iPadは「App Store」からソフトをインストールします。このAppStoreで、いくつかコツがあります。

有償と無償

アプリには「有償」と「無償」があります。そして「有償」は、カード決済もしくはiTunesカードを使う事で購入する事ができます。iTunesカードはコンビニなどAppleとは関係のない店で買う事ができます。つまり・・・

コツ1 iTunesカードを安く買う事ができれば、その分安くアプリを買えたことになる!

iTunesカードはあまり安売りされないのですが、注意しておくとたまーに安く売っているという情報が流れてくることがあるのでご注意下さい。

アプリのバーゲン

アプリはたまにバーゲンをします。アプリ作者次第なのですが、一週間だけ50%オフの価格で購入できますというような説明が書かれて、値段が低く設定されることがあります。そこで

コツ2 アプリ紹介サイトを活用し、バーゲン情報をまめにチェックしよう!

具体的には私自身はAppBankさんでチェックしています。1000円を超す高額アプリが、ドンと値段を下げる事もあるので、毎日の情報入手とこまめなチェックは頑張りどころです。

ユニバーサルアプリ

価格のところに「+」と書かれたアプリは「ユニバーサルアプリ」と言って、iPhoneでもiPadでも動くというアプリなんです。つまり・・・

コツ3 ユニバーサルアプリを買うと、1本でiPadでもiPhoneでも動くので2倍使える!

逆に言うと、ユニバーサルではないアプリはiPhone用とiPad用の2つを買うということになる場合もあります。iPhoneiPadでは画面サイズがだいぶ違うので、iPhone版では良いものなんだけどiPad版はイマイチなんていうものもありました。

使い方のコツ : 「設定」について

この「設定」は割りとよく解らないという方が多いかもしれないです。これにより、折角のiPadの素敵な機能に気がついていない方を何人か見てきたのでご紹介しておきます。

本体横のスイッチ

本体横のスイッチには「画面の向きをロック」と「消音」のどちらかを行うように設定できます。「設定」>「一般」>「本体横のスイッチの機能」で、2つの機能のどちらで使うかを設定して下さい。また、ホームボタンを2回素早く押す事で「アプリ切替え」が表示されますが、アプリ切替え画面の一番左にはスイッチに設定されなかった方の機能がボタンとして配置されます。

ちょっと解り難いのですが、

スイッチ: 画面の回転ロック
アプリ切替えの一番左: 消音

もしくは

スイッチ: 消音
アプリ切替えの一番左: 画面の回転ロック

になります。

ちょっと解り難いので、実際にご確認をしてみて下さい。OSのアップデートを最新にしていないと、このスイッチの機能を切り替えられるようになっていません。ご注意を。

4本指ジェスチャーを使いこなせ!

「設定」>「一般」にある「マルチタスク用ジェスチャ」は是非オンにしましょう!これにより5本指で画面全体を握りこむような動きをすると「ホーム」が表示され、4本指でスワイプ(右や左へ"はらう"動き)により直前に使っていたアプリへの切替えなどができます。

なお、これはiPhoneなどには無い機能なので是非ともマスターして使いましょう!!

使い方のコツ : その他

実際に機内モードを使うとき

もし飛行機に乗る場合は、乗る前に「機内モード」にしておき電源を切っておきましょう。これで、水平飛行に入り電子機器の使用が可能になったら、電源を入れても電波を発することなく本を読むなどをすることが出来ます。ただし!!水平飛行の時にiPadで本を読んでいると、ほぼ確実に客室乗務員の方に「機内モードか確認させて欲しい」と言われます。うるさいなぁと思う方は、iPadを飛行機の中で使う事をあきらめましょう。

アップデートは面倒でもやっておこう

たまにはiTunesにつないで「アップデート」するようにしよう。面倒なのですが、iOSのバージョンが上がって、だいぶ便利になる事があります。また、iTunesに繋げればバックアップしてくれるので、何かあったときに助かります。あと、時刻の修正もiTunesに繋いだタイミングで行われます。たまにはiTunesに接続しましょう。

お薦めアプリ

無償のアプリはインストールして、どんどん使いましょう。使う事でiPadの素晴らしさを実感できるはずです。ここでは、有償アプリのうちの幾つかをお勧めする事にします。

なお、AppStoreでは有償と書かれたアプリはお金を払うまでアプリを試すことができません。使い始めて開始1分で、お金を返してくれ!と言いたくなるアプリもあります。ですが返金保証などが無いので、ハズレであろうとアタリだろうと、請求されますので注意して下さい。

なるべくアタリを見つける為には、評価・作者の詳細説明・公開されている画面を見る事で使えそうかを知るしかありません。

ということで、有償版のアプリを紹介してみます。

7notes

このアプリ無しでは私はiPadを使う理由がないと言っても過言ではないです。もう手放せないアプリです。指などで画面をなぞり文字を書くと、認識して文字にしてくれて漢字変換などまで行ってくれるアプリ。
特筆すべきは、その認識率の高さと早さです。かなり荒く書いても、精度よく文字データにしてくれます。また、会議中は認識させないでひたすら手書きをしておいて、後からまとめて認識させるなどもできます。また、現在は書いた文字をテキストデータとして別アプリに送る事ができるようになっています。そのため7notes->Evernoteと連携させて、PCのEvernoteで受け取り資料に使うなどができるようになりました。(が、この部分はもう少し改善してもらいたいです。)

keynote

Keynoteは会議中などにちょっとしたお絵書きツールとしても使えます。プレゼンのアプリなので、記号や図にしやすいテンプレートなどが揃っております。これらを駆使して簡易お絵描きツールとしての使うというわけです。これは意外と楽しい使い方だとおもいます。

Mercury

Mercuryはブラウザなのですが、Safariよりも優れた特徴があります。1つ目は二本指で画面半分から下をタップすると、見ているページの一番下に一発で移動できます。逆に、半分より上を二本指でタップすると、ページの先頭に移動ができます。また、二本指のスワイプでタブ切替え、三本指タップでタブを閉じるなどなど。さらには外部出力にも対応しているので、かなり便利に使えます。

GoodReader

iPadで各種フォーマットのドキュメントを読むには、これが一番です。また、動画なども入れておけます。私は以前、これにPDFと動画ファイルを入れておき顧客への商品説明などに使ったことがあります。PDFのビューアーとしてもかなり素晴らしいです。その上、格安。iPadへインストールし、これを生かすにはどうすれば良いかと作戦を練るとiPadを生かす道が開けます。なお、単純にPDFで本を読むのであればStanzaという無料アプリもお勧めです。こちらですとどこまで読んだかの円グラフが書籍一覧に出てくるので、ファイルを大量に入れておくタイプの人には良いと思います。

DisplayPad

iPadMacBookの2つ目の画面にするというアプリです。動きが速いものには使いにくいのですが、とりあえず出しっぱなしにしておきたいメールやTwitterの画面などを配置すると、MacBookの画面から追い出せるので便利です。この手のアプリには、2画面目にするものと今見ている画面と同じものをiPadにも表示する「ミラーリング」のアプリがあるので、選ぶときは注意して下さい。

お薦めサプライ品

液晶保護シート

液晶保護シートはかなりの種類が売られており、だいぶ迷うと思います。ポイントは2つ。1つ目は「光沢orつや消し」です。ようは表面がテカっているタイプか、ざらざらしているか。これにより、画面に映り込む具合が変わります。iPadの何も貼っていない状態では、ご自身の顔などがバッチリ液晶に映ってると思いますが、これをザラザラタイプを貼る事で軽減できます。ただし、ザラザラタイプは画面の綺麗さを少し損ないます。

もう一つのポイントは保護性能。物によっては「ハードタイプ」と表面が硬い事を謳っているものがありますので、迷ったらそちらを選ぶとよいと思います。
なお、液晶保護シートを拭くときは、なるべく何も付けずに柔らかい布で拭きましょう。汚れがどうしても落ちないときはごくごく少量の水を付けた布で拭くくらい。最悪なのは、アルコールで拭くことです。アルコールは、レストランの紙オシボリや液晶クリーナーに含まれているので、気をつけて下さい。折角の保護シートのコーティングがすべて綺麗に消え去ることがあります!

ペン

指の代りにiPadをペンで操作する製品があります。ただし、このペンは特殊なものです。
ペンを使うと良い点は

  • 液晶画面が汚れにくくなる
  • 長時間使うとき、意外と指でなぞり続けるのより疲れない

という感じです。

お勧めは「Just Mobile AluPen」という製品。今まで3本ほど試しましたが、これが一番ペン先の耐久性と操作性で最高でした。本体が細いものの方が良いかと思っていましたが、意外と太いのもよいです。また一番のポイントはペン先の耐久性で、スポンジタイプのものはすぐにダメになります。100万回まで大丈夫というものも使っていましたが、使い方が悪かったのか直ぐにペン先が破れてしまいました。

ペンを買って7notesを使うと、かなり手書きでメモをしている感じが強くなり、素敵な操作感になります。実際、7notesを使うときは指よりも認識率が高いので、ペンの使用をお勧めします。

拭く布

画面や本体を拭く布ですが、高いのから安いのまで実に色々あります。一番私がお勧めしたいのは、ホームセンターなどで売っている車用の化学繊維のもの。マイクロクロスというような名前で売っていると思います。これが良いです。車用なので大きく、そして厚みがあるので拭きやすいです。ワックスを拭けるというものなので、手あか程度の油汚れに負けるはずがありません。その上、かなり安いです。楽天などで「マイクロファイバークロス」で検索してみると1枚100円位のものが見つかると思います。PCを拭くのにも使えるので、かなりお薦めです。


以上、色々と書いてみましたので、参考にしてみて下さい。