MacVimを整備してRailsの開発環境を整える

作業環境の作り込みは、私にとっては非常に重要なお仕事だと思っています。
私の場合、ローカルでの作業とサーバをいじる作業の両方があるので
比較的ローカルでGUIものを使うにしても、あまりコマンドラインと極端に違わないものを
選ぶようにしています。

なんといっても、私の場合は「重さ」が気になります。
ヘビー級のIDEはちょっと苦手です。
スカッと使えるものが大好き。多少便利さを犠牲にすることもあります。
これは作業効率よりも、精神衛生を優先するため。

ということで、今回はMacVimのセットアップについてまとめておきます。

MacVimをインストール

MacVimについては
http://code.google.com/p/macvim-kaoriya/
ページ内のインストールに書かれている通り実施します。

表示を調整する

~/.vimrcの作成については
http://www15.ocn.ne.jp/~tusr/vim/options.html
にオプションの説明が充実しています。

私のものは、こんな感じ。

set autoindent
set backupdir=$HOME/vimbackup
set browsedir=buffer
set directory=$HOME/vimbackup
set expandtab
set incsearch
set number
set smartindent
set shiftwidth=2
set smarttab

もし、MacVim固有の設定をしたければ、.gvimrcに書きましょう。
私は.gvimrcでは

set showtabline=2

だけ書いてます。

VimRailsプラグインを入れる

Rails使いでは定番であるvimプラグインを入れます。

以下、git-coreとrubyのセットアップができている場合のやりかたです。

$ git clone https://github.com/tpope/vim-rails.git
$ cd vim-rails
$ rake rails.vba

これで、rails-vims/rails.vbaというファイルができ上がります。

もし~/.vimディレクトリが無い場合は以下の作業前に作成しておいて下さい。

MacVimを立上げて、先ほど生成されたrails.vbaを開きます。
メッセージに表示される通りに、

:so %

と入力すると終わりです。

一度MacVimを閉じて、適当に作ったRails3のディレクトリを開き、
おもむろにcontrollerを開いてみて下さい。
ちゃんとハイライトされていたら、作業成功です。

なお詳しい使い方は、そのうち書こうと思いますが
ブログで紹介されている人も多いので、そちらを見て下さい。

プラグインに同梱されているヘルプに使い方が書かれているので、
そちらを読みたい場合は、MacVimで

:helptags ~/.vim/doc
:help rails

とすると、ヘルプファイルを読むことができます。

ちょっとだけテスト

MacVimを立上げて、

:Rails testapp

とかしてみて下さい。Railsのアプリが生成されると思います。

:Rcontroller application

とすると、application_controller.rbが開くと思います。

以上のように、Railsのコマンドを使わなくてもVim上から操作することもできます。